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デジタルノマドに選ばれる世界都市ランキング、1位はメルボルン、東京は6位、旅先テレワーク拠点としての魅力を比較

レンタル物件プラットフォーム大手のネストピックはこのほど、世界の主要75都市について、「働く場所が自由に選べる(Work-from-Anywhere)」人(デジタルノマド)から見たリモートワーク拠点としての魅力度を比較・分析し、「WFAインデックス」として発表した。1位はオーストラリアのメルボルン。日本からは東京が調査対象都市となり、ランキングでは6位となった。

WFAインデックスでは、調査対象に選んだ75都市について、レンタル物件のコスト、税制、ネット環境、デジタルノマド・ビザなどの有無、ジェンダー、天候、生活物価、ヘルスケアなど計16項目について、各種データをもとに独自に数値化。まず外国人がテレワーク環境を整えるために必要なこと、次に、ビザや所得税などの制度面でのサポートや一般的な人権についての考え方、そして文化やレジャーの魅力、衛生面など、日々の暮らしに影響を与える要素の3分野について分析している。

トップ20都市は以下の通り。

ネストピックは、家具付きアパートメントのレンタル物件情報で世界最大のプラットフォームを展開しており、200社以上・300万軒のデータを掲載している。同社によると、デジタル技術の進化に伴い、勤務地を自由に選べるWFAスタイルを認める企業は増える傾向にあったが、パンデミックがさらに傾向に拍車をかけた。ただし、国や地域による包括的なサポート体制は、なかなか進まないとも指摘している。

WFAインデックス