レゴランド運営会社と中国テンセント社が協業、デジタルでテーマパークの体験向上へ、第一弾はパーソナライズ没入体験

英国のマーリン・エンタテインメント社と中国のテンセント社は、テーマパークにおいてデジタル体験を提供する目的で戦略的パートナーシップを結んだ。マーリン・エンタテインメントは、世界でレゴランド、マダムタッソーなどのアトラクション施設を運営する企業。この発表は、テンセント・グローバル・デジタル・エコシステム・サミットで行われた。

パートナーシップの第一弾は、四川省、深セン、上海でオープンが予定されているレゴランド・リゾートに焦点を当てる。来場者にパーソナライズされた没入型の最新パーク体験や学習体験を提供。中国のテーマパークにおけるデジタルエンターテイメント化を進めていく。

テンセントは、独自のテクノロジーとビッグデータを活用することで、中国のレゴランド・リゾートの運営を強化するとともに、来場者のデジタルによるカスタマージャーニーを向上させ、カスタマイズサービスを提供。また、中国人観光客の消費者行動に関するデータをもとしたマーケティングも展開していく。

マーリン・エンタテインメントは約20年にわたって、中国で数々のアトラクションを運営してきた。レゴランドは現在、日本を含め世界10ヶ所にあり、四川レゴランド・リゾートは2023年10月にオープン予定。

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