持続可能な観光地100選に向け、日本独自の研修プログラムやアワード、国際認証団体の日本代表事務所が立ち上げ

サステナビリティ・コーディネーター協会は、持続可能な観光地の国際認証団体グリーン・デスティネーションズ(GD)の日本代表事務所として「グリーン・デスティネーションズ・ジャパン」を立ち上げた。

GDが実施する観光地向けの国際認証制度・表彰制度などへの申請窓口業務やプロモーション活動を行うほか、持続可能な観光地に取り組む地域に向けて、グリーンデスティネーションズスタンダードを活用した支援を実施していく。

また、「2024 Green Destinations Top 100 ストーリーズ」の募集が開始されたことから、日本語での情報提供に加えて、応募を希望する観光地に向けに日本独自の研修プログラムを用意する。

Green Destinations Top 100 ストーリーズとは、観光地が国際認証を取得するまでに段階的な制度のファーストステップ。GDが策定した基準項目のうち、初参加の場合は15項目、2年目の参加では30項目に対して「サステナビリティチェック」を行い、レポートを提出することで一次審査を受けることができる。

その後の二次審査では、「グッドプラクティスストーリー」という持続可能な観光の取り組みに関する優良事例を提出。高い評価を受けた地域が最終的にTop100に選出される。

参加費用は700ユーロ。申し込み締切は2024年3月18日。Top100選出地域は2024年9月~10月に行われるGDの年次総会で発表される。

グリーン・デスティネーションズ・ジャパンは、年次総会後に、日本で「グリーン・デスティネーションズ・ジャパンデイズ」を開催する予定。Top100 ストーリーズへエントリーした日本の地域から、最も「サステナビリティチェック」結果が優れた観光地を表彰する「グリーンデスティネーションズ日本アワード」などを実施する。

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