JAL、法人向けSAFプログラムを4月開始、信用性の高いCO2削減証書を発行、排出量の可視化も可能に

JALは2024年4月から、JAL便を利用する法人向けに「JAL Corporate SAF Program」の提供を開始する。このプログラムは、SAF(持続可能な航空燃料)を活用することで創出されるCO2削減の環境価値を証書化するもの。これによって、法人のScope3(自社の活動に関連する他社の排出)での削減も進めていく。

JALは、SAFによるCO2の削減率などが記載されたSAF証書から、CO2削減量を算出しデータ管理。その環境価値を必要とする法人にCO2削減証書を発行し販売する。この証書は、第三者機関に妥当性確認を受けた透明性、社会的信用性を確保するもの。

このプログラムへに参加することで、貨物輸送や従業員の出張による航空利用実績に基づくCO2排出量を可視化することが可能となる。またこの証書はTCFDやCDPなどが求めるCO2排出量削減の開示情報算出にも使用できる。

報道資料より

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