歴史まちづくり計画、長野市や郡上市、名古屋市など第2期認定、環境整備や住民の機運醸成

竹田市の岡城桜まつり

文部科学省、農林水産省、国土交通省は、長野県長野市、岐阜県郡上市、愛知県名古屋市、奈良県斑鳩町、福岡県添田町、大分県竹田市の歴史まちづくり計画(第2期)を認定した。今回の認定により、歴史まちづくり計画認定95都市のうち、第1期計画を完了し、第2期計画の取り組みを進める都市は42都市となった。

長野市は11年間の第1期計画で、善光寺や戸隠などの文化財や歴史的建造物の保存修理、電柱電線類の地中化などを進めたほか、地域住民と協働で取り組むことで歴史まちづくりの機運醸成が図られた。第2期計画では、第1期計画で芽生えた住民主体の活動を育て、地域固有の歴史や伝統、風情あるまちなみの継承に引き続き取り組む。

また、添田町は「英彦山」の国の史跡の指定、歴史文化活用団体の設立・育成が進むことで、観光入込客数が徐々に増加。小学校での学習など将来の担い手の育成も図った。第2期では、第1期で進められなかった周辺景観に配慮した公共施設の修景整備なども進める。

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