調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
世界の観光都市ランキング2025、東京は3位、大阪・京都もトップ20入り、インフラや衛生・安全面が高評価 ―ユーロモニター調査
ユーロモニター社が「世界の観光都市ランキング2025」を発表。パリが2021年から5年連続でトップとなり、2位はマドリッド、2024年に初めてトップ3入りを果たした東京は3位を保持した。
宿泊統計2025レポートを発表、インバウンドが全体の4分の1まで上昇、直近20年間の推移を分析、ダウンロード無料 ―トラベルボイスREPORTシリーズ
トラベルボイスが最新の「トラベルボイスREPORT」を公開。今回は、宿泊統計を整理して動向をまとめた。日本の宿泊施設数は、この20年間で22%減。その一方で、民泊やホステルなどが含まれる「簡易宿所」は95%増となっている。
年末年始の日本人の総旅行人数は3987万人を予測、海外は32%増・100万人超え、国内は1人あたり費用が過去最高 ―JTB推計
JTBが年末年始の旅行動向見通しを発表。家族旅行を中心に旅行意欲は堅調で、総旅行人数は前年同期比2.5%増の3987万人、消費額は同8.4%増の1兆9858億円に上ると推計。
京都市観光協会、中国人宿泊者が半減した場合のホテル稼働率を試算、約5ポイント減、2月の大型連休「春節」まで影響の可能性も
2025年10月の京都市内主要ホテル112施設の客室稼働率は90%となり、コロナ禍以降の最高値を更新。平均客室単価は2万4859円で、前年同月の2万1574円から15.2%増となった。外国人シェアは7割超え。
世界の「ブランド価値力」トップ100、旅行系はわずか2社、インターブランド「Best Global Brands 2025」に見る観光産業の現在地
世界的ブランド評価「Best Global Brands 2025」で、旅行系がトップ100に2社のみ。その背景と、Booking.com と Airbnb が示す観光ブランド戦略の示唆を解説する。
LINEヤフー、コミュニケーションの入り口をAIエージェントに統合、広告配信も設計から対象設定まで一気通貫で支援
LINEヤフーは、事業者向けイベント「LINEヤフー BIZ Conference 2025」を開催。基調講演では「CONNECT ONE」構想にAIエージェントを実装していくことを明らかに。このほか、プロダクトのアップデートも紹介された。
二拠点居住に「関心ある」は3割、居住先の選定理由トップは「旅行先でとてもよかった」、90分圏内を重視 ―EY調査
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、移住、二拠点居住促進に関する調査レポートを発表。現状と今後のアプローチについて分析・考察し、ツーリズム政策として一気通貫で検討していく必要性を指摘。
訪日ビザ手数料の引き上げで訪日客数は1.7%減、インバウンド消費額は2840億円減、野村證券が試算
野村證券は、2026年のインバウンド市場動向や訪日ビザ手数料の引き上げによる影響について、試算に基づいた分析を実施。2026年は円高進行による下押し圧力を受けつつも、訪日外客数は緩やかに増加と予想。
2人以上世帯のネット旅行支出は前年比15%増、3か月ぶりに2ケタ増に ―総務省統計局調査(2025年9月)
総務省統計局による「家計消費状況調査(2025年9月分結果)」によると、2025年9月の二人以上の世帯のネットショッピング支出額は2万6134円で11.1%増。そのうち旅行関係費は15.3%増の大幅な伸びに。
日本人の国内旅行の消費額、2025年7~9月は9%増、1人あたり旅行単価も4%増に ― 観光庁(速報値)
2025年7~9月の日本人の国内旅行消費額は前年同期比9.0%増の8兆536億円。延べ旅行者数は、同4.6%増の1億6136万人。1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、同4.2%増の4万9912円に。
ホテル満足度ランキング2025、宿泊料金上昇も総合満足度は向上、エコノミー部門1位は「スーパーホテル」
J.D. パワージャパンは、2025年ホテル宿泊客満足度調査の結果を発表。ホテル宿泊料金は上昇傾向が続くなかでも、総合満足度は維持または向上。アッパーアップスケールホテル部門第1位は2年連続でオークラ。
年末年始の海外旅行、HISが予約状況を発表、予約者数は昨年と同水準、人気トップはソウル、急上昇はエジプト・カイロ
エイチ・アイ・エス(HIS)は、今年の年末年始(2025年12月26日~2026年1月4日出発)の海外旅行予約状況をまとめた。旅行予約者数は前年比99.1%で前年とほぼ同水準。予約者数トップは前年同様にソウルに。
世界のCEO調査、不確実性を成長機会と捉えるCEOが増加、「12か月以内に投資拡大」が52% ―EY調査レポート
大手コンサルティングEYは、調査レポート「EY-Parthenon CEO Outlook調査」を発表。CEOの57%が地政学的・経済的不確実性は2025年以降も続くと回答。一方、変化と変革を前向きに受け入れる傾向が強まっている。
【図解】訪日外国人数、2025年10月は390万人、同月過去最多を更新、紅葉と東アジアの連休が需要を牽引 -日本政府観光局(速報)
2025年10月の訪日外国人旅行者数(推計値)は390万人。同月の過去最多を大幅更新。
【図解】日本人出国者数、2025年10月は8.3%増の124万人、2019年比では25%減 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2025年10月の日本人出国者数(推計値)は124万人。
アジア太平洋地域ホテルの再訪率は37%、満足度は86%、旅行者は付加価値を感じれば、より多く消費
アジア太平洋地域では旅行者の86%がホテル滞在に高い満足度を示している一方で、同じホテルに再訪率はわずか37%。求められるAIを活用したロイヤルティ戦略。パーソナライズされた配慮を。
観光の新たな国際アワードで、「東京」が初代の総合最優秀デスティネーション賞を受賞、ニューヨーク・パリなどを上回る評価に ―TOURISEアワード2025
初開催の「TOURISEアワード2025」で、東京が総合最優秀デスティネーション賞を受賞。食文化部門とエンターテインメント部門の部門賞も受賞し、世界の主要都市を代表する旅行先としての評価を得た。
世界のラグジュアリー旅行市場は8%増の1030億ドルに、トレンドは「ウェルネス」「ライフスタイル」、体験重視に価値観シフト
ユーロモニター・インターナショナルは、「世界ラグジュアリー商品市場2025」レポートを発表。接客によって実店舗での売上が増加しているほか、ウェルネスなど生活の質を高めるラグジュアリー商品など関心。
60代で旅行しなかった阻害要因Top3は? 家計制約27%・ペットがいる25%・介護22%、データでみる旅行意識の変化と進む二極化【コラム】
日本交通公社の研究員が、データで見る旅行意識の変化を分析。年代別に「旅行への関心」「新たな阻害要因」を考察する。
2026年に注目の4つの旅行トレンド、スポーツ観戦の旅では「相撲」が人気、「ホテルホッピング」や「ロケ地めぐり」も、エクスペディアが調査
エクスペディア・グループは、2026年の旅行トレンド「Unpack ’26」を発表。調査結果から「リノベ宿ステイ」、「スポーツ」、「ロケ地めぐり」、「ホテルホッピング」の4つのトレンドに注目。
