2012年のホテル料金、日本は2%上昇-震災から回復 -ホテルズ・ドットコム調査

ホテルズ・ドットコムは、2012年(1月~12月)の日本全体の宿泊料金が、前年より2%上昇したと発表した。同社は、この理由を2011年は東日本大震災の影響で宿泊料金が大幅に減少したのに対し、2012年は格安航空会社(LCC)の就航や中国人旅行者のビザ緩和策などが奏功し、主要都市で上昇したと分析。たとえば、東京は4%増の1万2621円(平均)、京都は1%増の1万2142円、大阪は2%増の8932円となった。

また、調査対象の31ヶ国・地域のうち、アメリカやスペイン、マレーシアなど12ヶ国・地域で、東京が人気の海外都市トップ20以内にランクインした。また、大阪と京都はアジア市場で人気が高く、大阪は香港、シンガポールなど6ヶ国・地域に、京都は台湾、タイなど4ヶ国・地域で上位に入った。

この発表は、ホテルズ・ドットコムの定期調査するHotel Price Index(HPI)に基づくもの。世界中の旅行者が実際に支払ったホテル1部屋1泊当たりの宿泊料金を対象としている。

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