結婚費用、親族の援助を受けたカップルは7割超 -結婚トレンド調査(1)

新婚カップルの結婚スタイル把握のため、結婚情報誌「ゼクシィ」が毎年実施している「結婚トレンド調査」。その2013年版全国版によると、新婚カップルが挙式、披露宴・披露パーティーにかける総額は平均約340万3000円。前年より3万4000円下回ったが、依然として高水準で推移している。

一方、披露宴・披露パーティーの招待客人数は平均73.1人と、前年より0.6人減少したものの、招待客1人当たりの挙式、披露宴・披露パーティー費用は平均5万5000円、料理・飲み物費用の合計は平均1万7700円。どちらも前年より約1000円増加しており、2007年以降の最高額となった。この傾向について、この調査を発表したリクルートマーケティングは、新郎・新婦からゲストへの「おもてなし」志向の強まりと分析している。(ただし、2011年は東日本大震災の影響により一部地域で調査を実施していないため、全国値を算出していない。)


▼親族の援助を受けたカップルは7割超

また、ご祝儀総額は平均226万9000円。挙式、披露宴・披露パーティの総額と、ご祝儀総額から算出した自己負担金額(「新郎新婦」および「親・親族からの援助」で負担する金額)は平均127万6000円だった。このうち親・親族からの援助額は平均183万2000円。前年より4000円少ないものの、結婚費用に対して親・親族から援助があった人は74.6%と多く、新婚カップルに親・親族が負担を協力している様子が見て取れる。

調査は2013年4月23日~6月3日に実施。2012年4月~2013年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティ-)をした、もしくは結婚予定があった「ゼクシィ」読者のうち、地域ごとにランダムサンプリングし、調査票を郵送。調査票への記入は妻に依頼した。集計サンプル数は計7009人。



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