デルタ航空が成田空港に整備拠点を新設 、米国航空会社で初

デルタ航空(DA)は2014年12月1日、成田国際空港整備地区にある1万3000平方メートルの整備用ハンガー(格納庫)に、「成田テクニカルオペレーションセンター」をオープンした。米国の航空会社で成田空港にハンガー施設を保有するのは同社が初。「成田空港での整備能力を高め、整備作業をしやすい環境を提供することで、より効率的かつ効果的な定期点検・不定期整備を行い、アジア太平洋地域における運航と顧客ニーズにより柔軟に対応できるようにする」(デルタ航空の整備部門デルタ・テックオプスのリー・ゴセット整備担当副社長)狙い。


オペレーションセンターは、太平洋路線で使用している機材(ボーイング747-400型機、777型機、767型機、757型機、エアバス330型機など)の定期整備作業を行うのに充分な規模を確保。スペースを有効活用するため、太平洋路線の運航支援を行う「成田コントロールセンター」を含め、これまで空港内の複数の施設に分散していたオフィスの一部も移転・集結させた。成田空港には米国外で最大規模の100人を超える整備専門スタッフが勤務。デルタ航空機の整備のほか、他航空会社の機材整備も請け負っている。

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