国内観光の消費総額、2014年は8%減の18.5兆円、宿泊・日帰りともマイナス ―観光庁・消費動向調査

観光庁は、旅行・観光消費動向調査の2014年・年間確定値を発表した。それによると、2014年の国内旅行消費額は前年比8.1%減の18兆5498億円。そのうち、宿泊旅行消費額は前年比9.1%減の14兆124億円、日帰り旅行は同5.0%減の4兆5373億円となった。

延べ旅行者数は前年比5.7%減の5億9522万人。うち、宿泊旅行は7.2%減の2億9734万人、日帰り旅行は4.1%減の2億9788万人。旅行者数・消費額ともに、日帰り旅行よりも宿泊旅行の強い冷え込みが明らかになっている。

国内旅行消費額の推移は以下のとおり。

観光庁:報道資料より

なお、目的別では「観光・レクリエーション」「帰省・知人訪問等」は宿泊旅行および日帰り旅行ともに前年比マイナス。一方、「出張・業務」でも宿泊旅行はマイナスを示したが、日帰り旅行はプラスを示し、その伸びにけん引されるかたちで延べ旅行者数、消費額とも前年比増となった。


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