国内レジャー施設の集客ランキング2015、第2位のUSJは2割増、日本科学未来館7割増 ―綜合ユニコム

綜合ユニコムがとりまとめた「全国の主要レジャー・集客施設 入場者数ランキング」で、テーマパーク入場者数1位は「東京ディズニーランド・東京ディズニーシー(TDR)」が前年比0.3%増の3137万7000人、2位は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が同21.0%増の1270万人、3位は前年比12.8%増で「ハウステンボス」となった。

この調査は、同社がテーマパーク・遊園地・動物園・水族館・ミュージアムの入場有料施設を対象に独自に実施したもの。ランキング上位施設(5業種、上位10施設)のうち7割が前年実績超え、TDRとUSJ、沖縄美ら海水族館などが過去最高を記録した。

テーマパークの入場者数上位5施設は以下のとおり。

綜合ユニコム:報道資料より

遊園地では、1位「鈴鹿サーキット」が前年比1.3%増の198万9000人。2位「よみうりランド」(同8.8%増、134万2000人)のほか、3位「ひらかたパーク」は4年ぶりに100万人の大台に乗った。

綜合ユニコム:報道資料より

動物園では、昨年に続き「東京都恩賜上野動物園」(前年比5.8%増、369万3757人)が首位を維持。2位「名古屋市東山動植物園」(同1.9%増、227万1248人)、3位「旭川市旭山動物園」(同0.1%増、165万1430人)など前年比増が続いた。

綜合ユニコム:報道資料より

水族館では、1位「沖縄美ら海水族館」が前年比6.5%増で過去最高の323万人を記録。次いで大阪「海遊館」(同9.6%減、219万人)、3位「名古屋港水族館」(同3.6%減、196万7223人)となった。

綜合ユニコム:報道資料より

ミュージアムでは、1位「国立新美術館」(前年比29.2%増、262万350人)、2位「東京国立博物館」(同42.9%増、188万9040人)と好調。また、5位「日本科学未来館」は前年比7割増の大幅な伸びを記録した。

綜合ユニコム:報道資料より
なお、同調査の詳細な集計・分析結果は、『月刊レジャー産業資料』8月号の特集「レジャー施設 集客ランキング2015」に掲載されている。

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