生産者と寄附者が直接つながる「ふるさと納税」で特許、寄付金の処理や送料計算などを自動化

生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」を運営する雨風太陽社は、ふるさと納税サービス「ポケマルふるさと納税」が特許を取得したと発表した。「ポケマルふるさと納税」は、返礼品の生産者と寄附者が直接つながるプラットフォーム。同社によると、ふるさと納税における生産者の参画と返礼品の取り扱いが、自治体に過負荷をかけず可能になることが認められた。

特許の名称は出品管理支援装置及び出品管理支援方法。「ポケマルふるさと納税」は、生産者自らの返礼品出品や在庫管理を可能にし、特定の商品に関連した寄付金の処理、送料の計算などを自動化することで、効率的な出品管理の仕組みを開発。生産量が少なかったり、不安定な食材を扱ったりする生産者も出品しやすいほか、寄附者と生産者が直接やり取りする仕組みで、発送までの日数を短縮している。

背景には、現在のふるさと納税の仕組みが返礼品を用意する生産者にとって送料のかかる低単価商品の出品が困難なほか、大量の商品を用意する必要があることがある。また、一次産品を取り扱う自治体は返礼品が多岐にわたるほど手間とコストが膨大になっている。こうしたことから、農産物の小規模生産者や天然物を対象とした漁業事業者など、供給が安定せず比較的少量の産物を取り扱う生産者は、ふるさと納税の仕組みに参画しにくい課題があったという。

同社は「返礼品合戦がメインのふるさと納税から脱却し、中長期的な地域の活性化につなげたい」などとしている。

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