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観光庁、日韓間の交流700万人へ-日本側の促進計画策定

観光庁は、第27回日韓観光振興協議会で目標設定された2013年の交流人口700万人に向け、日本側の具体的な活動計画として「日韓地方観光交流促進計画」を策定した。同協議会は今年10月29日に、観光庁と観光文化体育観光部が開催。観光交流拡大には地方の観光交流が重要との認識で一致し、13年を「日韓地方交流元年」とすることも合意。これに向け、その計画を12年内に策定することとしていた。

促進計画では重点交流テーマとして、以下の3点を設定。これに沿った形で、具体的な交流施策を計画した。

  1. 「祭」等のイベントを通じた交流拡大
  2. スポーツを通じた交流拡大
  3. 温泉を切り口とした訪日旅行促進の3点

日韓共同で実施する連携施策では、共通ロゴや共通ビジュアルの作のほか、相互に「祭」や姉妹都市交流の情報発信を呼びかける。また「日韓地方観光交流賞(仮)」も創設する。

一方、地方観光活性化に向けた施策では、地方への新たな旅行商品に対する造成支援を実施。また、旅行博や商談会、官民連携行事等で地方観光交流を重視した出展を行なうほか、地方自治体に対して5月のイルサンでの「ハナツアー博覧会」や9月のソウルでの「日韓交流おまつり」など、商品化が可能なコース案を準備するように働きかけていくことなども盛り込んだ。