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観光関係予算、13年度は前年並み-外客誘致が8割、地域観光も強化

2013年度予算が2013年1月29日に閣議決定され、観光関係の予算は前年並み(前年比0.01%減)の102億3200万円となった。

予算のうち、「最も大きいのは訪日外国人3000万人プログラム」で、0.01%減の82億8000万円。東南アジア・100万人プランとして新たに5億9900万円を計上したほか、ビジット・ジャパン事業も11%増の54億9100万円となった。

前年よりも増えたのが、「観光を核とした地域の再生・活性化」で、45%増の4億3000万円にほぼ倍増。観光地域ブランド確立支援事業(3億4300万円)、観光地域評価事業(4900万円)が新たに設けられており、地域のブランド力強化に取り組む。

このほか、「観光産業の再生・活性化」は17%増の1億9900万円。地域宿泊産業再生支援事業(2000万円)、旅行の安全確保・向上方策検討調査(2500万円)が新たに設定された。一方で、「ワークライフバランスの実現に資する休暇取得の促進」は80%減の1600万円に減額した。

さらに復興庁の復興枠として、5億7700万円が計上。東北地域観光復興対策事業に1億9900万円、福島県における観光関連復興支援事業として3億7800万円が割り当てられた。詳細は観光庁のホームページへ。