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JR東日本、全乗務員がタブレット端末携行、ICT活用でサービス向上

東日本旅客鉄道(JR東日本)は全乗務員(運転士・車掌)にタブレット端末を配布し、乗務中のサービスに活用する。JR東日本は2012年10月に策定した経営計画のなかで、現場の第一線においてICTの活用による業務革新を行ない、輸送とサービスの品質向上に取り組むことを決定。従来も首都圏の主要駅や地方の拠点駅にタブレットは端末を配布し、駅社員による乗客への案内に活用していたが、今後は全乗務員が携行し、輸送障害時の対応や案内を行なう。

今回導入するのはiPad miniで、約7000台。2013年度中に首都圏から順次導入する。すでに2012年10月から2013年1月にかけて85台を先行施行し、良好な結果を得たという。今後は、輸送障害発生時やサービス向上に有効なコンテンツアプリケーションを増やしていく予定だ。