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年末年始の海外航空券はアジアが人気、滞在は6日以上と長め -JTB利用者

JTBグループのeコマース事業を手がけるi.JTBは、年末年始期間(2013年12月20日~2014年1月12日)の同社の海外航空券予約実績に基づき動向を分析、結果を発表した。結果によると、今年は最長で9連休という日並びの良さが影響してか、通常は短期滞在の多いアジアでも、6日間以上と滞在日数を長くする傾向にあることが分かった。

出発は12月27~29日がピークで、旅程は6~9日間が主流。例年より早期予約が進み、訪問先は昨年に引き続きアジアが人気。都市別ランキングではバンコク、台北、ソウルとアジアシティが上位を占めた。年末年始の定番デスティネーションであるホノルルも前年より予約が3~4割増と順調だ。

空港別に見ると、札幌が248.3%増、福岡が175.7%増と地方空港が前年より高い伸び率を記録。大韓航空やアシアナ航空、中国系航空会社が地方発の公示運賃を強化しているほか、札幌ではタイ国際航空、福岡ではハワイアン航空やデルタ航空などによる新規路線就航も予約の増加につながったようだ。

なお、JTBは12月1日~1月11日の間に同グループのホームページで海外ツアーや海外航空券、海外ホテル、海外ダイナミックパッケージのオンライン決済を行った人の中から抽選で50名に、1万円相当の特典ポイント(クルーポイント)をプレゼントするキャンペーンを行っている。

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