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JAL、10月実績は国際線旅客1割増、中国線は前年比42%増に

日本航空(JL)は、2013年10月の旅客輸送実績を発表した。それによると、国際線の旅客は前年比9.8%増の66万2860人。有効座席キロ3,945,888千座席キロ(前年比5.9%増)に対し、有効旅客キロは3,100,857千人キロ(同7.9%増)だったため、利用率は78.6%となった。

各路線の実績を見ると、東南アジア線は引き続き好調で、同10.6%増の25万2276人。太平洋線も同6.4%増の16万531人と好調に推移した。韓国線は同9.7%減の6万4995人と引き続き苦戦した一方、中国線は同42.9%増の9万7587人となり、前年同月を大幅に上回った。欧州線は同5.6%増の6万1741人、オセアニア線も同2.4%増の1万2965人と前年比増を記録。グアム線は同5.9%減の1万2602人と前年割れとなった。

利用率を見ると、太平洋線(81.4%)、欧州線(82.5%)、オセアニア線(83.3%)、グアム線(84.7%)で80%を超える結果を残し、東南アジア線も78.2%を維持した。韓国線は69.5%、中国線は58.3%で、それぞれ前年実績を上回ったものの、低い水準に終わった。

国内線の旅客数は同1.7%増の281万1597人。有効座席キロ3,116,361千座席キロ(同0.3%減)に対し、有効旅客キロは2,142,406千人キロ(同0.2%増)だったため、利用率は68.7%となった。