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「ひとり旅」経験者の実態、「5回以上」が4割、ポイントは「時間の過ごし方」にあり

星野リゾートが経験者を対象に実施した一人旅に関するアンケート調査によると、国内一人旅の経験が「5回以上」は41%となった。「10回以上」に限っても25%となり、「1回」(22%)、2回(21%)より多い。平均回数は7.8回で、繰り返すたびに一人旅の魅力にはまる人が多いことがうかがえる。

一人旅に対するイメージを経験前と現在で聞いてみると、「自由」は双方とも1位となった。一方、大きく異なるのが「危険」や「寂しい」というキーワードだ。経験前は双方とも30%台だったのに対し、現在は「危険」が12%、「寂しい」は16%に減少した。女性に限ると「危険」は42%から12%に激減している。経験後、「一人旅のイメージが良くなった」との回答は75%にのぼった。

さらに、「一人旅の経験をしたことがない人に、一人旅を勧めたい」との回答は、「とても勧めたい」(30%)、「勧めたい」(54%)をあわせて8割を超えた。一人旅をするときにこだわるべきポイントとしては「時間の過ごし方」(55%)が最多で、「訪れる場所」(44%)、「移動手段」(35%)、「宿」(33%)と続いた。

調査は2014年1月21日~1月24日まで、インターネットで実施。調査対象は30代~50代の国内一人旅を経験した男女500名。調査結果は、このほど公開した星野グループの特設ウェブページ「大人の自由な一人旅」に掲載している。