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ILTM JAPAN 2014、11か国から100社が参加、日本の富裕層獲得目指す

「ILTM JAPAN2014」が2014年3月17日~19日まで、京都市のザ・ソウドウ東山で開催された。3日間の期間中には、約100社のセラーとバイヤーが参加。1000件もの商談が行なわれた。

ILTM JAPANは富裕層に特化したラグジュアリートラベルの商談会で、ILTMの審査基準をクリアしたバイヤーが招待されるもの。今年の海外バイヤーはシンガポール、南アフリカ、アルゼンチン、オーストラリア、アメリカ、中国など11か国が参加し、海外バイヤーの3割、日本人バイヤーの8割がILTM JAPANに初めて参加。活発な商談会が行われた。

初日のオープニングフォーラムでは、日本発の海外旅行と海外からの訪日旅行、双方の富裕層の旅行トレンドについてプレゼンテーションを実施。日本ホテル協会理事長をつとめた経験もある吉村仁氏は「日本はアメリカに次ぎ、全世界の富裕層の8.4%」という数値を発表し、上昇基調のGDPや日経平均株価の上昇などで「近年にない楽観的な雰囲気」と評価した。

なお、次回のILTM Japan 2015 は2015 年3 月の予定。他国の予定は以下のとおり。