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マスターカード、アジア/太平洋などでプリペイド事業が40%増、国境越え決済は成長へ

マスターカードの2013年アジア/太平洋、中東、アフリカ(APMEA)地域でのプリペイドカード事業の総取扱額(GDV)が、前年比40%増になった。同社は、国境を超えた決済取引や電子商取引の拡大や、先進国や新興国など市場状況にあったサービスが浸透し、プリペイドカード事業は今後も力強く成長し続けると予想する。

2013年、日本では楽天カードと業務提携し、日本初のインターネット決済専用のプリペイドカード「楽天バーチャルプリペイドカード」を作成。また、7通貨の入金が可能な海外旅行専用のプリペイドカード「Master Cardマルチカレンシーキャッシュパスポート」でトラベレックスと提携したり、ICチップ付の法人向け海外専用プリペイドカードを日本で始めて提供するなどの施策を行なった。

一方、他市場ではニュージーランド航空(NZ)と業務提携。マイレージプログラムとプリペイドカードが一体になったカードを、世界で初めて作成した。このほかカンタス航空(QF)とはも、ロイヤリティプログラムとプリペイド機能を兼ねた次世代カードで業務提携をした。