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セーバー、旅行・航空業界ビッグデータを公開、1日20億件超の旅行予約データで

セーバートラベルネットワークは、同社GDSが持つ旅行・航空業界のビッグデータを活用するAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)ツールを公開した。ポータルサイト「セーバー・ディベロップメント・スタジオ」を開設し、サイト上でAPIを公開。旅行に関するウェブサービスやアプリ開発を支援する。開発希望者は自由にアクセスが可能だ。データ対象国は米国発着からスタートし、順次世界各国へ展開。日本市場では訪日旅行者向けのアプリ開発を促進する。

セーバーによると、同社GDSでは1日20億件以上の旅行予約データを扱っており、そのトランザクション数は世界最大手の検索エンジン、SNS、ミニブログに次いで世界4位(2013年1月時)だという。同社GDSと連携するアプリを、世界の旅行会社に販売できるBtoBtoCアプリケーションマーケット「セーバーレッド・アップセンター」も行なっており、2013年9月には日本向けのサービスを開始している。

なお、「セーバー・ディベロップメント・スタジオ」では、旅行に関するさまざまなアプリの開発例も動画で掲載。中には、ウェアラブル端末用のアプリ「グラス・フライトサーチ」の例もある。