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ハンガリー、日本人を狙ったニセ警察官の詐欺盗が多発

ミキ・ツーリストは、在ハンガリー日本大使館の情報として、日本人を狙った偽警察官による詐欺盗被害が多数発生しているとの現地情報を発信した。

以前は財布から少額の現金を抜き取るのみだったが、最近はクレジットカードを奪い、キャッシング機能で現金を引き出すようになったといいい、被害額は50万円を超える悪質な犯罪になっているという。

具体的には、麻薬取締官と名乗る犯人が警察バッジを見せながら、捜査のふりして財布を確認し、隙を見てお札を抜き取る。さらに、財布の中のクレジットカードを手に取り、「ID確認を行なう」として暗証番号を聞き出し、捜査を理由にカードを押収するという。

ハンガリーでは警察官は警察バッジの携行が義務付けられており、偽警察官の場合は一瞬だけ提示して隠してしまうという。そのため、在ハンガリー日本大使館ではしつこく話しかける偽警察官には、警察バッジに刻印されている5ケタの識別番号がないことを相手に伝えながら、その場を離れるようにアドバイス。それでも迫ってくる場合は「警察署で話を聞きます」など、毅然とした対応をするよう、注意を促している。

(情報提供:ミキ・ツーリスト )