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南ドイツとオーストリア旅行関係者が来日、サウンド・オブ・ミュージック50周年など最新情報を提供

ドイツ観光局とオーストリア政府観光局は共同で旅行業界向けのセミナーとワークショップを開催した。両局が共同イベントを開催するのは2012年に続き2回目のこと。セミナーでは、南ドイツ2州(バイエルン州、バーデン・ビュルテンベルク州)とオーストリアから日本市場へのプロモーション担当者が来日し、現地の最新情報や2015年のイベント情報などを提供した(2015年イベントは下段で紹介)。

今回来日したドイツ・バイエルン州とバーデン・ビュルテンベルク州の2013年日本人宿泊数は2州あわせて延べ57万676泊。ドイツ全体での日本人宿泊数が130万泊だったことから算出すると約45%程度のシェアを誇っている。また、ドイツ全体では2013年の外国人旅行者数が過去最高の7000万泊を記録。ドイツの観光関係者は、さらなる日本人旅行者の増加を目指して来場した旅行会社の企画担当者などに熱心に情報提供を行った。

また、プレゼンテーションを行ったオーストリア・ウィーン市の2013年日本人宿泊数は30万5929泊。この宿泊数は、アジア市場で中国・アジアを抜く首位、全体では10位だったもの。2013年の全体の宿泊数は、ドイツ同様に過去最高の1271万9000泊を数えており、日本市場担当のアンドレア・ブックスバウム氏は、同市が発行する旅行者用「ウィーンカード」が欧州でベストトラベラーズカードに選定されたことや、ICCA(国際会議協会/International Congress and Convention Association)の2013年世界国際会議ランキングで同市が3位になったことなどをアピールした。

紹介された南ドイツ、オーストリア国内で予定されている2015年の周年イベントは以下のとおり。

【ドイツ】

【オーストリア】