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JAL、2014年上半期の旅客数はオセアニア・グアムなどで1割増、国内線は微増で1595万2535人

日本航空(JL)の2014年9月の国際線輸送実績は、旅客数が前年同月比1.8%減の65万8398人、有効座席キロ(ASK)が同4.2%増、有償旅客キロ(RPK)が同1.4%増となり、利用率は77.6%となった。これにより、2014年度上半期の旅客数は、同1.2%増の389万5416人と微増。利用率は75.8%となった。

9月実績で旅客数が前年を上回った方面は、太平洋線(同7.3%増)、オセアニア線(同4.7%増)、グアム線(同0.2%増)。中国線は前年比増が続いていたものの、9月は同5.4%減となった。韓国線は引き続き前年割れで同6.2%減となったものの、減少率は前月の11%減から縮小した。このほか、欧州線は同3.3%減。バンコク線を含む東南アジアはASKが同10.8%増となったものの、旅客数は引き続き同4.8%減と前年割れとなった。

上半期実績では、中国線が同8.4%増となった一方で、韓国線が同10.1%減と唯一二桁の減少となった。このほか、欧州線(同3.5%減)と東南アジア線(同2.9%減)が前年割れ。太平洋線(同9.3%増)、オセアニア線(同10.1%増)、グアム線(同9.3%増)は旅客数を伸ばした。

9月の国内線旅客数は同1.0%増の283万2724万人。有効座席キロ(ASK)が同1.3%減だった一方、有償旅客キロ(RPK)は同0.9%増となったことから、利用率は71.3%となり今年度で最高を記録した。上半期の旅客数は、同1.1%増の1595万2535人、利用率は65.6%となった。