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2014年降雪予報、年末年始は全国ゲレンデでパウダースノーに ―ウェザーニューズ社

ウェザーニューズは、2014年11月11日付けで今冬の降雪予報を発表した。それによると、北・東日本の日本海側では平年より多めの降雪、北・東日本の太平洋側では平年並、西日本では平年より少なめとなる見通しだ。12月後半から年末年始は、日本各地のゲレンデでスキーやスノ―ボードに適した雪質と降雪量に恵まれると予想されるが、一方で大雪・強風による交通機関への影響も懸念されるため、常に最新情報の確認が必要とする。

同社では、移動中でも確認できるスマホ用ウェブサイト「ウェザーニューズ」のほか、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ(iOS版、Android版)」にて、各地の最新情報を提供予定。2014年冬の降雪量予報マップは以下のとおり。

プレスリリースより

同社発表による、降雪傾向予報は以下のとおり。

▼2014年12月~3月の降雪傾向

12月中旬までは寒気が北日本を中心に流れ込むため、12月前半にゲレンデを楽しめるエリ アは北日本が中心。12月後半になるとさらに南のエリアにも寒気が流れ込み、東~西日本のゲレンデでも十分な降雪量となるところが多くなる。12月後半になると、全国的に雪質の良い状態でスキー・スノーボードを楽しめるようになるため、ゲレンデにお出かけするのは12月後半以降がおすすめ。

年末年始は寒波の影響で全国的に平年より寒く、全国各地のゲレンデで豊富な新雪を期待できる。ただし、北海道~中国の日本海側では平年より降雪量が多くなり、大雪や強風により、交通機関に影 響が出る可能性。ゲレンデに出かける際は、最新の情報確認が必要。

1月は冬型の気圧配置が続き、北~西日本の日本海側では雪の降る日が多くなる見通し。ただし、1月中旬には一時的に冬型の気圧配置が緩む時期も。この時期は日本海側では雪が弱まるものの、低気圧の通過により関東など太平洋側の平野部でも雪が降る可能性がある。また、低気圧が通過した後は、冬型の気圧配置となって寒 気が流れ込むため、日本海側のゲレンデは再びまとまった量の雪が降る見込み。

2月から3月中旬までの気温は、北日本は平年並かやや低く、寒気が強まるタイミングで降雪量が増える見込み。西~東日本は平年より気温が低く、寒気が流れ込むと日本海側では雪が降る予想。また、本州南岸を進む低気圧(南岸低気圧)の通過時は関東南部でも積雪の可能性がある。2月下旬から3月上旬は強い寒気が流れ込み、日 本海側ではまとまった積雪となる地域がありそう。3月下旬になると気温は平年並かやや高めとなる予想で、ゲレンデでは次第に雪解けが進む。