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JAL、国際線旅客数は微減も利用率は8割超、韓国線の苦戦続く – 2015年8月

JALの2015年8月の国際線旅客数は、前年比0.3%減の72万1817人と前年割れとなった。しかし、有効座席キロ(ASK)は前年同月比0.9 %減となったものの、有償旅客キロ(RPK)は同1.2%増となったことから、利用率は82.5%と高い結果を残した。

方面別の旅客数では、東南アジア線が同4.7%増の27万7375人と引き続き好調。太平洋線(同2.0%増の17万6039人)、オセアニア線(同0.6%増の1万3012人)も前月に続き前年増となった。一方、中国線は同1.6%減の12万5220人と減少。欧州線(同3.4%減の5万9934人)とグアム線(同14.0%減の1万2922人)も前月に続き前年割れとなった。低迷が続く韓国線は、引き続きASKを同16.8%減と大幅に絞ったが、RPKも同15.1%減となり、旅客数は同17.3%減の5万7029人と苦戦が続いている。

国内線の旅客数は同0.8%減の294万5047人。ASKの同1.0%減に対しRPKが同1.3%減となったものの、利用率は前月の65.7%を上回る70.0%となった。