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ハワイ島のヒルトン、デジタル化推進と新コンセプト導入でチェックインやコンシェルジュサービスなど

ハワイ島のヒルトン・ワイコロア・ビレッジは、パレスタワーの改修工事に伴い、新コンセプト「ハレ・イケ」計画を発表した。特徴は、ハワイ島の魅力とデジタル要素を加えた快適なサポートで、ハワイらしい滞在スタイルを提供すること。リノベーション後のパレスタワーでは五感でハワイを感じられる内装とともに、デジタルによるチェックインとコンシェルジュプログラムを提供する。

デジタルチェックインは顧客プログラム「ヒルトンHオナーズ」会員向けの特典で、同プログラムのアプリでホテル到着24時間前に予約した客室のチェックインが可能。ホテル到着後はフロントデスクで到着パケットやカードキーなどを受け取るだけで終了する。将来的にはフロントデスクに立ち寄らずに直接客室へアクセスできる機能を導入する予定だ。

一方、デジタルコンシェルジュとは客室のタオル補充や枕の追加依頼、外出前のバレーパーキングの車用意、ダイニングやアクティビティのおすすめ情報などを、コンシェルジュデスクやフロントに行かなくても提供できるようにした機能のこと。デジタルチェックイン後に送信するショートメッセージの電話番号で、やり取りを実施。ゲストからのリクエストに対し、平均2.5分で応答する。

なお、リノベーション後の客室には、ココナッツマンゴーのデュフューザーや石鹸、シャンプーなどのアメニティも配置。アトリウムロビーには自然の心地よい音色や色彩、南国の花々の香りなどの演出も行なう。そのほか詳細は、2015年12月中旬に正式発表する予定だ。