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外務省、トルコ・イスタンブール市内での爆弾テロ警戒で注意喚起

外務省は2016年2月24日、トルコ・イスタンブール市内を対象としたテロの脅威に関する注意喚起を発出した。これは、イスタンブール県警察による市内中心部での爆弾テロ警戒強化呼びかけを受けたもの。

報道では、以下10か所の駅や停留所のほか、エセンレル(Esenler)、エセンユルト(Esenyurt)地区の広場などでの車両爆弾や爆発テロの可能性に言及している。

現地では今年1月12日、中心部の観光地スルタンアフメト・ジャーミー(ブルーモスク)周辺で自爆テロ事件が発生。首都アンカラでも17日、自動車爆弾による爆発事案が発生。いずれも外国人を含む観光客が攻撃の対象になっている。

現在イスタンブールの危険情報は「レベル1:十分注意してください」。シリアやイラクとの国境付近では「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出。ハッカーリ,シュルナク,ハタイ,キリス,ガジアンテプ,シャンルウルファ,マルディンの各県(シリア及びイラクとの国境地帯を除く)には,危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されている。