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リオ五輪開始1週間で邦人被害の置き引きや強盗が複数発生、現地日本国総領事館が市内に相談窓口設置

外務省によると、2016年8月5日から開催されたリオデジャネイロオリンピックで、8月12日現在、邦人が被害にあう窃盗や強盗が発生している。

例えば、ガレオン国際空港到着時に、声を掛けられて注意をそらした際に荷物を置き引きされたケースや、市内レストランなどで目を離した隙に鞄を窃盗されたり、置き引き被害が発生したケースもある。また、競技観戦中に気が付かないうちに財布などを盗られたり、コパガバーナ海岸を夕刻に歩いている時に、単独または複数人のグループに、拳銃やナイフで脅され、現金を奪われた事件も発生した。

外務省では海外安全ホームページで、上記動向について注意喚起を行ない、被害にあわないための心構えや防犯対策を公表。そのなかには、外出時にはカメラやスマートフォンは極力人目に付かないように心がけることや、徒歩での移動は極力控えるとともに、バスでの移動を避け、流しのタクシーは利用しないなども記載されている。

なお、現地では在リオデジャネイロ日本国総領事館が、オリンピック関連情報をまとめた特設ホームページを開設し、邦人を対象にした安全情報を提供。あわせて大会期間中には市内バッハ地区に現地連®なく室を設置し、邦人向けの相談窓口として保護業務を行なっている。

【現地連絡室】

※ブラジル国内の他州からの通話は、市外局番の前に「021」(国内長距離通話コード)をつける。同一州内からの通話は市外局番は不要で「3」からはじまる8桁の番号のみ

ブラジル:リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック開催に伴う注意喚起