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JAL、国際線旅客数の5か月連続微減が続く、利用率は4か月連続で8割台に -2016年9月

日本航空の2016年9月の国際線輸送実績によると、旅客数は前年比1.2%減の68万4044人で前年を下回った。有効座席キロ(ASK)は0.1%減、有償旅客キロは0.2%減で、利用率は80.6%。旅客数は2016年5月以来、微減ながら前年割れが続いているが、利用率は2016年6月以降は8割台を維持している。

旅客数を方面別で見ると、太平洋線が13.4%増の10万5167人で、ASK、RPKともに2ケタ増となった。中国線も12.2%増の10万9300万人と増加し、ASKは6.6%増に対してRPKは10.6%増となった。それ以外の路線は旅客数が減少したが、特にハワイ・グアム線は13.2%減の9万4483人と方面別で唯一2ケタ減に。ただし、利用率は86.2%で、方面別で最も高い数値となった。

国内線も、旅客数は0.7%減の291万3234人と減少。ASKは1.4%減、RPKは1.7%減で、利用率は75.5%となった。