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インターコンチネンタル、アジア・日本でホテル開発を加速、日本の開発トップに丸山氏

インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)は、日本を含むアジア・中東・アフリカ(AMEA)地域で開発部門の組織変更を行ない、新たに最高開発責任者(CDO:チーフ・デベロップメント・オフィサー)職を設定した。AMEA地域での成長戦略の加速を目的とするもの。

AMEAのCDOにはラジット・スクマラン氏が就任。スターウッドホテルズ&リゾーツのアジア太平洋地域で買収・開発部門のシニアバイスプレジデントを務めた経歴を持つ。今後はIHGでAMEAを統括し、各マーケットの成長戦略を推進していく。

具体的には新規開発で成長を牽引するホリデイ・イン、ホリデイ・イン・エクスプレスと並行し、ラグジュアリークラスのインターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ、ライフスタイルホテルブランドのキンプトン・ホテルズ&レストランズ、ホテル・インディゴの開発を加速させる。

一方、日本の開発部門のCDOには、丸山裕氏が就任。国内外でホテルの開発やアセットマジメント、オペレーション分野で25年以上の経験を有する。日本では2020年の東京五輪に向けて国内各地が国際都市・デスティネーションとして育成されることを踏まえ、従来のANAクラウンプラザホテルの共同ブランド化のモデルや、ミッドスケールホテルに加え、国内外の富裕層やライフスタイル志向の市場に注力した開発を推進する。

左から)ラジット・スクマラン氏、丸山裕氏