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近畿日本ツーリスト、老人ホームで遠隔旅行サービス、花火大会を臨場感あるバーチャル体験で

近畿日本ツーリストは2017年6月3日、福島市の県営球場で開催される花火大会「ふくしまミュージック花火2017」のライブ映像を用いた遠隔旅行体験サービスを実施する。

遠隔地にいるユーザーがゴーグル型のヘッドマウントディスプレイを装着し、現地に行かなければ味わえないような花火の360度パノラマ映像や音声を楽しむもの。音の振動が体に伝わる「ボディソニックチェア」も活用し、臨場感を味わえるようにした。

KNT:報道資料より

当日は、会場から40キロメートル離れた福島・飯舘村の老人ホームの入居者や職員がバーチャル旅行を体験。併せて、宮城県仙台市「au SENDAI」のVR体験エリアでも体験できるようにした。

近畿日本ツーリストでは、今回の取り組みを次世代のツーリズムを指す「スマートツーリズム」実現に向けた実証実験として実施。「最先端技術と旅」をテーマとする新たな付加価値提案や地域活性化につなげていく。