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自転車ツーリズムで新協議会が発足、自治体らがテーマ別観光で、ノウハウや成功事例を地域が共有

サイクルツーリズム事業「ツール・ド・ニッポン」を主宰するウィズスポは、各地の地方自治体などと共同で「全国サイクルツーリズム連携推進協議会」を設立した。協議会の活動は、観光庁の2017年度「テーマ別観光による地方誘客事業」にも採択されている。

協議会では、ツール・ド・ニッポンが全国18のイベントで延べ1万5000人を集めるイベント事業を行なっていることから、ツール・ド・ニッポンと連携しつつ、イベント以外の取り組みで日常的にサイクリストの呼び込みを目指す。例えば、「ガイド付きサイクリングツアーの実施」「サイクリングガイドの要請」「イベント参加者モニタリング調整」などだ。

さらに観光庁の支援のもと、「情報の核となるウェブサイトの整備」も協議会加盟各地で行なう。それぞれの事業で得られたノウハウや成功・失敗事例を加盟地域で共有し、さらなる地域活性化に繋げていく仕組みだ。現在の加盟団体は以下の通り。

▼全国サイクルツーリズム連携推進協議会 加盟団体一覧(2017年9月現在)