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民泊物件で「IoTロボット」活用へ、外国人ゲストとの会話補助や消耗品発注など、ヤフーらが実証実験

ヤフーとスマートロボティクス社は2017年10月19日から、民泊物件でのロボット活用に関する実証実験をおこなう。

ヤフーが企業向けに提供するIoTプラットフォーム「myThings Developers」とスマートロボティクス社の民泊用IoTロボット「PAKKUN」(写真)を通じ、ゲストへの天気・防災情報を提供。また、消耗品の減少感知や「LOHACO」チャンネルを使った発注補助業務、「NETATMO」チャンネルを使った音量検知と騒音への注意喚起などを実施する。

そのほか、家電のモニタリングとホスト側でのコントロール機能の実験、ホストとゲストの会話を補助する英日翻訳機能なども検証する計画だ。

スマートロボティクスでは実証実験で取得したデータをもとに「PAKKUN」のバージョンアップを予定。2018年初より、ロボット型コンシェルジュによる自動チェックインと宿泊台帳記帳機能やスマートロックをもちいた鍵の遠隔受け渡し機能を搭載した状態でプレ販売を開始。2018年春ごろより一般の民泊ホストへの販売を本格展開する計画だ。