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タイでプミポン前国王の火葬式、10月25日から、王宮など一部除き公共サービスは通常営業

タイ王国政府は、昨年10月に88歳で逝去したプミポン前国王の火葬式を2017年10月25~29日に執り行う。この5日間にわたって火葬式をおこない、国民が最後の別れをする期間となる。また、火葬日となる10月26日は休日となることが決定。また、2017年10月1日から29日まで、火葬式が行われるバンコクの王宮とエメラルド寺院は閉鎖される。

そのほか、交通機関や金融機関、商業施設、病院などの公共サービスのほか、タイ国内の観光スポットも原則として通常通り営業する見込み。しかしタイ国政府観光庁では、タイへの旅行者に対し、旅行代理店や各種メディアを通じて、タイ当局からの最新情報を定期的に確認してほしいとよびかけている。

地域によっては交通事情に影響が出る恐れもあるが、「旅行者の皆様からのご理解を賜りたい」とのコメントを発信。また、タイ国内でのアクティビティやイベントについて、国民が深い悲しみと哀悼の気持ちにあることへの配慮をもち、その心情を尊重してほしいと協力を呼び掛けている。

なお、期間中、多くの国民は喪に服するために黒い衣装を着用。旅行者には着衣に関する強制事項はないが、公共の場ではできるだけ節度のある服を着用するよう促している。また、不適切または侮辱的な言動は控えてほしいとしている。

火葬式に関する詳細(英語)