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SNSつぶやきで紅葉見ごろ分析、「紅葉ツイート前線」や「感動スポットランキング」など投稿データから公開

NTTデータは、ソーシャルメディア上の投稿や行動データの分析サイト「イマツイ」で、昨年の投稿データから分析した今年の紅葉スポット情報を公開した。

分析するデータは、Twitterに投稿された昨年の紅葉に関するツイートの全量。その結果を踏まえてマッピングした「紅葉ツイートMap」と「紅葉ツイート前線」、さらに多くの人が感動のツイートをしたスポットをランキングで表した「感動スポットランキング」を作成した。

NTTデータは、今回の分析結果をもとに、紅葉を見る新たなルートも提示。例えば、「紅葉ツイートMap」では、紅葉ツイートが連続して繋がる2つのライン「紅葉ゴールデンルート」として、東京・奥多摩を起点に、埼玉県・秩父を通って群馬県・富岡や長野・軽井沢-上田を経由する「観光ルート」と、埼玉県・熊谷から群馬県・前橋‐吾妻、長野県・長野市を通る「温泉ルート」を発表した。

これはツイートのなかで、特に「感動」や「ドライブ」に関する内容に注目。それらがツイートされた地点をGoogle Map上にマッピングすることで、明らかになったという。地図上に配置された紅葉のマークをクリックすると、ツイート地点の詳細の確認も可能だ。こうした紅葉ツイートが多い注目エリアを深堀りすることで、東京・奥多摩と長野・白馬を結ぶ2つのルートが浮かび上がったという。

また、「感動スポットランキング」では、紅葉スポットとして人気の高い京都・清水寺と並び、夜のライトアップがSNS映えする愛知県・香嵐渓がトップに。最近は紅葉だけではなく、周辺地域の観光や温泉の様子を一緒にSNSで共有するケースが多いようだ。

NTTデータ:報道資料より

以下は、 「紅葉ツイート前線」のイメージ。

NTTデータ:報道資料より

以下は、紅葉ツイート前線を動画でまとめたもの。2016年は9月~10月中旬にかけて、北海道と東北地方、中部地方の山間部付近で紅葉のツイートがはじまり、東日本の平野部や西日本に広がっていった。日本全体でのツイートのピークは11月中旬ごろだという。