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早稲田大学、新宿・戸山エリアで商店街振興活動、独自開発の街歩きアプリ「ワセナビ」活用で

早稲田大学大学院創造理工学研究科が、東京・新宿区戸山地域での商店街振興活動に取り組んでいる。新宿区文化観光産業部の商店街補助事業(2017年度)に採択されたもので、地元商店街の協力を得て、「第1回 MyShop発見ツアー」を展開している。

ここでは、街歩きナビゲーション支援アプリとして、同研究科・経営システム工学専攻 菱山研究室が開発したアプリ「ワセナビ」を活用。このアプリはこれまで、学内での企画のほか、京都での観光資源発掘や伝統産業振興を目的とする街歩きアプリとしても使用。電子コンパスやクイズ出題、ゲーミフィケーションを通じたバッジ獲得機能、ランキング機能などが利用可能だ。

今回、「MyShop発見ツアー」の対象となる新宿区戸山地域の商店街(明和会・戸山ハイツ西通り商店会)では、同アプリを使って利用者を商店街へ誘導して購買活動を推進するほか、一定ポイントを貯めて商品券に替える取り組みも盛り込む。それにより、商店街の潜在的な魅力発見や、新たな来街者の発掘につなげる考え。