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GW旅行トレンド2018、海外旅行の人気トップは台湾、国内は「城ブーム」も ―日本旅行業協会

日本旅行業協会(JATA)はこのほど、会員旅行会社の社員を対象にしたゴールデンウィーク(2018年4月28日から5月6日)の動向調査をおこなった。それによると、海外旅行の人気1位は台湾。2位はハワイ、3位はタイだった。

海外旅行の出発は、前半(4月28日)に集中し、東南アジアや中国などの近隣が好調。欧州ではフランスが好調なほか、イタリアやスペイン周遊コースも人気。特に、シニア夫婦による欧州が人気という。海外旅行人気ランキングと旅行会社によるコメントは以下のとおり。

海外旅行:2018年GW旅行人気ランキング トップ10

※カッコ内は前年順位

一方、国内旅行の人気1位は沖縄。2位は東京、3位は北海道。出発は4月後半と5月前半に分散傾向にあり、東北ではGWに満開となる桜を見るツアーが好調。そのほか、開園35周年を迎える東京ディズニーランド、NHK大河ドラマ「西郷どん」の影響で九州も人気。同じく大河ドラマの舞台となった「竹田城」など「城ブーム」も見受けられるという。国内旅行人気ランキングと旅行会社によるコメントは以下のとおり。

国内旅行:2018年GW旅行人気ランキング トップ5

※カッコ内は前年順位

この調査は、JATA会員企業の営業、企画、カウンター担当者など588名を対象に実施したもの。パッケージツアーの販売動向については、大手ホールセラー7社での状況を調査してとりまとめた。