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凸版印刷、世界遺産「潜伏キリシタン」でVRアプリ、当時の建築物など再現で歩きながら体験【動画】

島原・天草一揆時の原城・本丸門

凸版印刷はこのほど、世界遺産に認定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「原城跡」をテーマとするVRコンテンツを制作した。同社運営の体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム」で公開する。

原城は1604年に完成。江戸時代初期に廃城となったが1637年の島原・天草一木では劣勢となった一揆勢が籠城。その後幕府が破壊して土中に埋め尽くされた経緯を持つ。

今回制作されたVRコンテンツは、発掘調査により発見された遺構や絵図、調査を通じて検討した当時の建築物などについて、VR技術でスマホアプリとして再現したもの。築城当初や島原・天草一揆の際の様子をVRで表現。GPSとの連動で「原城跡」内を歩きながらVRコンテンツを表示できるようになっている。

VR「よみがえる原城」紹介動画(Youtube:約1分20秒)