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奈良県の旅行業「ジャパントラベルステーション」が破産開始、負債総額は約1億円

東京商工リサーチによると、奈良県の第3種旅行業者・ジャパントラベルステーションが2018年8月10日、奈良地裁葛城支部から破産開始決定を受けた。負債総額は1億1417万円で、債権者は4名。

同社は香芝市の本社を含め県内2か所で営業。地元住民を対象とするパッケージツアー販売や団体旅行、観光バス、日帰りバスの手配などを主な事業歳、2016年9月期の売上高は約2億4000万円だった。

ただし、以前から採算性は低調で、余裕のない資金繰りが続いていた。2016年10月には再度の資金ショートを起こし、その後も営業は継続したものの改善せず、事業継続が困難になったという。