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せとうちDMO、観光ファンドで香川の菓子メーカー支援、地域産品で瀬戸内ブランド発展へ

せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーションは、香川県の中野製菓に対し、「瀬戸内観光活性化ファンド」による資金支援を実施することを決定した。

昭和30年創業の中野製菓は、主に芋けんぴやひねり揚げを中心に製造。なかでも、香川県で商品化に製造した希少糖を製造した「希少糖芋けんぴ」は、東京のアンテナショップ「香川愛媛せとうち旬彩館」でも人気商品となっており、今後も売り上げ拡大が期待されている。

今回の資金支援は、中野製菓が建設する「新工場建設」に対するもので、同時に資金支援を行なう百十四銀行との連携で実現。同社はこれにより製品の製造量と販売拡大、新商品開発を積極展開する。せとうちDMOでは今後も、瀬戸内の活性化を目的に、地域事業者との連携や支援を図りながら、瀬戸内ブランドや地域産品の普及、発展に取り組む方針だ。