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紅葉の見ごろ2018、東・西日本の平野部にシーズン到来、台風の影響で一部名所に影響も -ウェザーニューズ

発表資料より

ウェザーニューズは先ごろ、2018年の「第3回紅葉見頃予想」を発表し、東日本や西日本の平野部でも紅葉の見ごろが進む時期になったと発表した。全体的に平年並みの推移と見込むが、関東や東海では気温がやや高めとなるため、平年より遅い見頃になると予想。朝晩は十分な冷え込みが見込めるとし、鮮やかな紅葉が期待できる天候条件だという。

ただし、今年は9月と10月に発生した台風21号と24号が紅葉に影響を及ぼす懸念もあるという。ウェザーニューズがスマホアプリの一般利用者に対して紅葉への台風被害を調査したところ、近畿では「倒木・枝が折れる」が36%、関東では「葉が変色」が28%だった。特に関東の変色は千葉県や静岡県、神奈川県など沿岸地域に被害が集中していたといい、塩害の影響が目立った。

ウェザーニューズでは、紅葉する木々や葉が少なくなった名所では、例年よりもボリュームにかける箇所がある可能性があるとし、最新情報をこまめに確認することを推奨している。