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日本/イスラエル間で初めて航空機チャーター便、ツアーは30万円台から、2019年9月に2便運航へ

2019年9月に、日本/イスラエル間で初めてとなる航空機チャーター便が運航することが決定した。イスラエルのエルアル・イスラエル航空100%子会社のサンドール国際航空と、日本の旅行会社・ワールド航空サービスとのチャーター契約によるもので、日本ではワールド航空サービスのほか、阪急交通社とクラブツーリズムが旅行商品を販売する。

日本とイスラエルでは2018年5月の首脳会談で両国の経済分野を含む関係強化を確認しことを受け、同年9月に政府レベルで観光、ビジネスの両面での人的交流拡大に向けたチャーター便運航の可能性を話し合い、その後、民間ベースで具体的な調整を行なってきた。そのため、チャーター便の運航については、観光庁長官の田端浩氏をはじめとする関係者が集まり、記者発表を行なった。

チャーター便の運航区間は成田/テルアビブ間で、日本発は9月14日と9月20日、イスラエル発は9月13日と9月21日。ボーイング777-200型機で、ファーストクラス6席、ビジネスクラス34席、エコノミークラス230席で運航する。フライト時間は片道約12時間30分で、従来の乗り継ぎ利用で必要だった約17時間超と比べ、大幅に短縮となる。

これにあわせ、クラブツーリズムと阪急交通社がツアー販売を開始。両社とも9月14日出発の便を利用したツアーを、それぞれ2コースを設定した。クラブツーリズムは「聖書の舞台を巡るイスラエル・死海8日間」のツアーが37万円~。阪急交通社では「イスラエル周遊8日間」のツアーが35万円~。チャーター便のスケジュールは以下の通り。

成田/テルアビブ間 チャーター便スケジュール