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アメリカン航空が日米路線で拡大する上級クラス体験を取材した(PR)

アメリカン航空は2019年6月6日から10月26日まで、羽田/ロサンゼルス線にファーストクラスを備えたB777-300ERを投入する。ビジネスクラスも、これまでの30席から52席に増加するほか、プレミアムエコノミーも増席し、上級クラスのプロダクトとサービスを大幅に拡充する。サービス拡充を控えた4月、同社は、東京の日比谷と六本木でビジネスクラスとプレミアムエコノミーのシートを体験できるイベントを実施。認知度向上を図ることで、さらなる集客を図る考えだ。

羽田/ロサンゼルス間をつなぐB777-300ER

高付加価値のサービス・プロダクトの実現に240億米ドルを投資

アメリカン航空は現在、240億米ドルもの巨費を投じ、新機材の導入、機内Wi-FiやライブTVの提供、機内エンターテイメントも充実している。日本発着便の全ての機材が一昨年から新しくなっている。地上サービスでも同社の上級サービスのクラスを示す「Flagship™(以下Flagship)」を冠した「Flagshipラウンジ」をロサンゼルス、ニューヨークやシカゴ、マイアミなどでオープン。同社の本拠地、ダラス フォートワースでも今月オープンを予定している。アメリカン航空のグローバル戦略の中でも重要路線として位置づけられている日本路線では、2015年に成田/シカゴ線にB787-8を投入して以来、日本市場でも高付加価値のプロダクトやサービスの改善に力を注いできた。さらに、日本では太平洋路線共同事業パートナーとして提携するJALとタッグを組み、和食の名店、東京芝大門「くろぎ」のオーナーシェフ黒木純氏とコラボした機内食を搭載するなど、路線に合わせたサービス改善を続けている。

6月7日(ロサンゼルス発は6日)から羽田/ロサンゼルス線に投入する機材の座席数は、Flagshipファースト8席、Flagshipビジネス52席、プレミアムエコノミー28席、メインキャビンシート216席。ビジネスクラスは30席から52席に増え、ファーストクラスを合わせると上級クラスは計60席となり、これまでの約2倍となる。アメリカン航空では羽田/ロサンゼルス線にそれだけの需要があると見込んでおり、プレミアムエコノミーも含めた上級クラスの集客を強化する。

東京芝大門「くろぎ」のオーナーシェフ黒木純氏とコラボした機内食

快適性を追求したシートと和食の名店とコラボなどが際立つ上級クラス

Flagshipファーストは、全席が通路に面したフルフラットシートで、よりゆとりのあるプライベート空間を提供。Casperの羽毛布団やベッドパッド、スリッパ、パジャマ、アメニティキットを利用できるほか、プレミアムオーディオブランド「Bang & Olufsen」のノイズキャンセリングヘッドフォンを用意する。Flagshipビジネスでも、Casperの羽毛布団や各種アメニティを提供。ヘッドフォンには、Flagshipファーストと同様に「Bang & Olufsen」製を用意する。また、両クラスとも各席にAC電源コンセントとUSBポートを完備。機内Wi-Fiや300本以上の映画、ライブTVなどの機内エンターテインメントをオンデマンドで楽しむこともできる。

ファーストクラスとビジネスクラスの機内食は、東京・芝大門にある日本料理の名店「くろぎ」の黒木純シェフによるアメリカン航空オリジナルメニューを提供する。日本航空と共同で推進するプロジェクトのひとつとして実現したもので、日本のトップシェフとして活躍する黒木シェフが監修した、アメリカン航空オリジナルメニューの和食を機内で楽しむことができる。特に前菜のメニューでは、日本の南アルプスで取れる貴重な山塩を使った、冷凍ではないチルドの生キャビアを提供する。和食の数には限りがあるが、出発の24時間前までに事前予約で対応する。

搭乗前のサービスでは、ファーストクラスの乗客は日本に戻る際に、Flagshipラウンジ内のFlagshipファーストダイニングでコースメニューの食事を楽しめる(羽田空港ではJALのファーストクラスラウンジ利用となり、コースメニューの提供はない)。ビジネスクラスの乗客も日本に戻る際にはFlagshipラウンジを利用が可能で、羽田ではJALのサクララウンジを利用できる。もちろん優先チェックインや優先搭乗、優先手荷物タグにも対応する。

4月20日に東京ミッドタウン日比谷で行われたイベント「アメリカン航空 快適シートキャラバン2」では、多くの買い物客などが足を止め、この日だけで300人以上がFlagshipビジネスとプレミアムエコノミーのシートを体験。現役の客室乗務員がシートやサービスについて説明し、記念撮影などにも応じた。プレミアムエコノミーのシートを体験した女性は「思ったより広いし、座り心地もとてもよくてびっくり。このシートなら10時間以上のフライトでも機内で快適に過ごせそう」などと語った。年に数回は海外に出張する機会があるという男性は、ビジネスクラスのシートを体験し「機内で仕事も快適にできそうだし、食事も楽しみ」などと期待を寄せている。イベント会場でのアンケートでは、シート体験前後で、シートやサービスに関する印象が229%アップしたという結果となった。

イベントでお披露目されたFlagshipビジネスゆったりと座れるプレミアムエコノミーは機能も充実

日本航空との共同事業による高い利便性と充実の北米・中南米路線

日本航空との共同プロジェクトでは、利用客の利便性を最大限に高めるため、さまざまなサービスを提供している。

例えば、行きはアメリカン航空を利用し、帰りは日本航空を利用するといった、両社のフライトの自由な組み合わせへの対応だ。また、両社間のスムーズな乗り継ぎを実現するため、発着時間の調整を行っている。さらに、どちらの便を利用してもマイルが加算でき、上級会員特典の利用も可能にしている。

そして、アメリカン航空の大きな強みの1つが、北米と中南米路線が充実している点だ。米国本土はもちろんのこと、9つのハブ空港(ダラス、シカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ、フェニックス、フィラデルフィア、シャーロット、ワシントンDC)から50カ国以上、約350都市を結んでいる路線ネットワークを形成している。

日本からは羽田/ロサンゼルス、成田/ロサンゼルス、成田/シカゴ、成田/ダラスの4路線に就航しており、週31便を運航。日本航空とのコードシェア便としては、毎日9都市・約16便を運航している。メキシコやカリブ海エリア、南米への路線も豊富で、北米経由でこれらの地域の都市へのアクセスも充実している。ビジネス渡航はもちろんのこと、高付加価値を求める人が多く商品単価も高い中南米方面のパッケージツアーなどでも活用の幅が広がりそうだ。

多くの人々が快適シートキャラバンに足を止め、乗り心地を体験した

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お問い合わせ:アメリカン航空予約センター 03-4333-7675

記事:トラベルボイス企画部、REGION