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国交省がインフラツーリズムを本格化、八ッ場ダムなどモデル5地区を選定、今夏の実施ツアーもサイト掲載へ

国土交通省がインフラツーリズムの推進を本格化する。モデル地区として、群馬県の八ッ場ダム、宮城県の鳴子ダムなど5地区を選定したほか、2019年夏に全国で開催されるインフラツアーをポータルサイトに掲載。モデル地区での社会実験、国内外への広報、インバウンド対応などを推進する。プロジェクトのロゴマークも決定した。

今回の取り組みは2018年11月に設置した「インフラツーリズム有識者懇談会」で立ち上げた「インフラツーリズムの魅力倍増プロジェクト」の一環。モデル地区には、日本初のアーチダムである鳴子ダムをはじめ、八ッ場ダム、京都府の天ヶ瀬ダム、愛媛県の来島海峡大橋、鹿児島県の鶴田ダムの5つを選定し、DMOと連携したツアー造成、広域周遊モデルなどの社会実験を実施する。

また、今夏、全国で開催されるインフラツアー437件をポータルサイトに掲載。家族をはじめとする夏休みの旅行喚起を図る。