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奈良市、東部エリアの観光・民泊の新情報サイトを開設、「もう一食、もう一泊」で観光消費の拡大へ

奈良市は2019年夏、奈良市東部地域の観光・民泊情報を提供するサイト「ならのはるをめざして。」をグランドオープンする。これまで市内での食事・宿泊の機会を増やすことで消費拡大を図る「もう一食、もう一泊」の取り組みを進めており、さらに拡大するため、新サイトを通じてユーザーの視覚に訴える写真や動画で地域の魅力を紹介する。写真家・田淵三菜氏が協力してコンテンツ制作を行う。

今後は、田淵氏や料理研究家・三原寛子氏が出演する動画の公開や、 Instagramやポスターなどを活用したPRを展開予定。2019年8月26日にはプレス向けのツアーも実施する。奈良市独自の体験型観光「さとやま民泊」にも誘導し、有限会社オクダを通じてオーダーメイドのツアーを展開。さとやま民泊提供者向けのセミナー、「どぶろく特区」も推進する。

奈良市東部地域は大和高原の北部、市内市街地の主要駅から一番近くて車で20分ほどに位置する。人口減少、高齢化が課題となっており、新サイトを通じて観光人口、交流人口につなげたい考え。サイトのは「東」を陰陽五行説における「春」の方角とし、奈良の「はる」の方向を目指して旅するというコンセプトで設定した。

ならのはるをめざして。