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中国大手OTAシートリップと大分県が連携、中国人旅行者の誘致で観光コンテンツ開発や市場分析など

中国オンライン旅行大手のシートリップ(Ctrip)は2019年9月10日、大分県と中国人などの誘客促進で戦略的協定を締結した。同社はこれまで、北海道、横浜市、高知県、愛知県との間で同様の協定を結んでおり、九州地方では初めて。※写真は左からおおいたツーリズムの土谷晴美氏、大分県観光局長の阿部万寿夫氏、シートリップ日本エリア・マーケティング戦略提携ゼネラルマネージャーの裴培(ぺ・バイ)氏、シートリップ日本グループ代表の蘇俊達(ソ・シュンタツ)氏。

両者は今回の協定を通じて、中国市場に向けた大分県のプロモーション、観光コンテンツの開発を実施。市場分析を強化するほか、大分県と中国各地の文化、旅行関係組織との交流にも協力して取り組む。

大分県の阿部氏は「協定を機に、サステイナブルツーリズムでも連携する。シートリップの情報発信力を頼りに、マナーについても発信し旅行者も住民もウィンウィンな関係を築きたい」と期待。シートリップの裴氏は「今年に入ってから大分県内のホテル予約は増加の傾向。積極的なマーケティング活動の成果だ」などと述べた。