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スクールバスをホテルに、滋賀県大津市で新施設開業、米国で実際に使われた車両で

京都でゲストハウスを運営するV.トーマス・エリントンは2019年9月7日、スクールバスに宿泊する「USスクールバスビレッジ」を滋賀県大津市に開業した。アメリカのスクールバスを使った宿泊施設が日本で旅館業法の営業許可を得たのは初めて。今後は、走行可能なキャンピングカー使用のスクールバスも導入し、貸し出すプランも始める。

アメリカで実際に使われていたスクールバスをカリフォルニアから輸入し、宿泊施設とした。コンセプトはアメリカ体験。車内にはベッド2台、浴槽・シャワー付きのバスルーム、トイレ、簡易冷蔵庫を備える。このほか、大型キャンピングカーを設置して宿泊施設を構成する。SNSで試泊体験を募集するなど、ユニークな施設として一般消費者を巻き込んでPRするととともに、車両を活用した教育や地域のイベントも企画する。