国土交通省はこのほど、第18回「日本鉄道大賞」に明知鉄道「全国の鉄道をつなぐ鉄カードを目指して！！」を決定した。

鉄道のPRツールとして「鉄カード」を作成し、自由なデザインながら規格を統一して全国の鉄道会社が利用できる仕組みづくりを発信したことなどが評価された。選考理由として「地方の鉄道会社ができるだけ少ないコストで最大限の効果を上げた」「人間が持つコレクターの資質くすぐった」ともしている。日本鉄道賞は鉄道の発展を期することを目的に、優れた取り組みを表彰。2019年10月15日には都内で「鉄道の日」を記念して表彰式が開催される。

そのほか、日本鉄道賞表彰選考委員による特別賞は以下のとおり。

• 九州旅客鉄道／門司港駅復原「未来に引き継がれる生きた文化財」
• 東日本旅客鉄道、気象庁気象研究所／世界で初めてのドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制 ～突風に対する列車運行の安全性の向上に向けて～
• 旅する芸術祭実行委員会、hakodate+、道南いさりび鉄道株式会社 ／はこだてトリエンナーレ みなみ北海道を旅する芸術祭