トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

ブッキング・ドットコム、民泊施設のクオリティ評価方式を導入、機械学習アルゴリズムで5段階

Booking.com(ブッキング・ドットコム)は、バケーションレンタル向けに全世界共通の評価方式「クオリティランク」を導入した。「クオリティランク」では、宿泊施設のロケーションや規模、施設・設備など400以上の要因が機械学習アルゴリズムで分析される。

ランクは5段階。ブッキング・ドットコム上の各施設名の横に黄色いマークで表示される。また、各エリアでは適正なランクとなるように、 クオリティランクのスコアは周辺の宿泊施設を基準に計算され、 正確性を確保するために年間を通して再計算される。

ブッキング・ドットコムによると、「クオリティランク」が最も高い宿(5段階中の5)の数が多い国トップ5は、アメリカ、ギリシャ、スペイン、イタリア、フランス。 一方、「クオリティランク」が最も高いバケーションレンタルの予約頻度が高いユーザーの国籍トップ5は、サウジアラビア、オーストラリア、アラブ首長国連邦、イギリス、中国となった。

ブッキング・ドットコムの調査によると、 世界中の旅行者の39% が「2020年はホテルよりもバケーションレンタルに滞在したい」と回答。ブッキング・ドットコムで最も使用頻度の高い絞り込み条件のひとつは「ホテルランク」であることから、 今回バケーションレンタルでも新たな評価方式を導入した。

報道資料より